サイコアクティブ系カンナビノイドの規制が進む中、HHCPMは一際強力な効果を持つと注目を集めているカンナビノイドです。しかし、実際にどの程度の強さを持つのか、合法なのか気になる方も多いことでしょう。
本記事では、カンナビノイドHHCPMの特徴や効果、強さについてわかりやすく解説しています。HHCPMの危険性や違法性、実際に使用した人のレビュー・口コミも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
HHCPMリキッド等の製品を購入しようか迷っていた方も、本記事を役立てて自身にピッタリのカンナビノイドを見つけましょう。
HHCPMとは?カンナビノイドの特徴を解説
HHCPやHHCPOといった似た名称のカンナビノイドは複数存在しますが、その中でHHCPMはどのような特徴を持っているのでしょうか?
まずはHHCPMの構造や成り立ちについて、詳しく見ていきましょう。
HHCPMは合成カンナビノイドの一種
HHCPM(ヘキサヒドロカンナビホロール メチルエーテル)はHHCPが燃焼する際に生まれる代謝副産物です。HHCPをメチルエーテル化することで生成される合成カンナビノイドの一種であり、HHCPと非常によく似た性質を持ちます。
メチルエーテル化とは、メチル基(CH3-)を含む有機化合物がエーテルと反応して、新しい化合物を生成する化学反応です。主に医薬品や科学素材の合成に用いられます。
2023年後半〜2024年にかけて日本国内でもHHCPMの流通が始まり、電子タバコリキッド(Vape)やハーブ、ジョイントなど様様々な製品が販売されています。
しかし、HHCPMはまだ発見されて間もないカンナビノイドであるため、研究が充分に進んでいません。効果や副作用なども未知の部分が多いため、使用・購入する際は充分に注意することが大切です。
HHCPMの特徴
HHCPMの形状の特徴として、琥珀色のディスティレート状で他のカンナビノイド原料と比較して高い流動性を持つことが挙げられるでしょう。
HHCPMの効果・体感の特徴としては、非常に強力な精神活性作用を持つことが挙げられます。摂取することで体内のECS(エンドカンナビノイドシステム)と結合し、高揚感や多幸感などのレクリエーションを体感できると言われています。
HHCPMの効果・副作用について
先述の通りHHCPMは研究段階のカンナビノイドであるため、効果や体感に関するエビデンスが限りなく少ない状態です。しかし、HHCPMを販売するショップ・ディスペンサリーの発表によると、主に以下の効果を得られると言われています。
- 高揚感、多幸感
- リラックス効果
- 睡眠導入効果
- 食欲増進効果
- 鎮痛効果
HHCPMの効果・体感について特徴を詳しくみていきましょう。
強力な精神活性作用を持つ
HHCPMは摂取することで精神活性作用を伴うため、”サイコアクティブ系カンナビノイド”に分類されます。その強さはHHCの2〜3倍強力と言われるHHCPよりも若干マイルドであると言われています。
サイコアクティブ系カンナビノイドの規制が進む近年では、最も強力と評されることも多いのがHHCPMの特徴です。そのため、乱用すると「キマる」「ブリブリになる」「カウチロック」といった陶酔状態に陥る可能性が高くなります。
効果が現れるまでの時間・持続時間について
HHCPMの効果が現れるまでの時間や持続時間は、摂取方法や摂取量によって変動します。リキッド等による吸引摂取であれば素早く効果が現れますし、摂取量が多ければ持続時間も長くなるものです。
HHCPMをリキッドで吸引摂取した場合の時間の目安は、以下の通りだと報告されています。
効果が現れるまでの時間目安:摂取後約15〜45分程度
持続時間の目安:約1〜4時間
HHCPMは従来のカンナビノイドと比較して効き目が早く、抜けが早いことも報告されています。ただし、効果の現れ方は個人の体質によっても異なりますのでご注意ください。
副作用・危険性について
原時点でHHCPMの摂取による甚大な副作用等は確認されていません。しかし、過剰摂取してしまうと以下のような状態に陥る可能性があります。
- 頭痛
- 吐き気、嘔吐
- 無気力
- めまい
- ドライアイ
HHCPMは安全性が認められているカンナビノイドではないため、摂取量には充分に注意する必要があります。もしも摂取して体調に異変を感じた時は、すみやかに使用を中断して医療機関へ相談するようにしましょう。
HHCPMは違法?合法?
2024年9月時点、HHCPMは日本国内で合法なカンナビノイドです。所持・使用・販売等をしても違法にはなりません。
しかし、HHCPMは精神活性作用を持つカンナビノイドであるため、今後規制される可能性が高いと考えられます。そのため、HHCPM製品を購入する際は最新情報をしっかりチェックしましょう。
規制対象のカンナビノイドを所持・使用・販売等をした場合の罰則は以下の通りです。
厚生労働大臣は、中枢神経系への作用を有する蓋然性が高く、人の身体に使用された場合に保健衛生上の危害が発生するおそれのある物を「指定薬物」として指定する(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第2条第15項)。指定薬物は、製造、輸入、販売、所持、使用等が禁止されている(罰則:3年以下の懲役または300万円以下の罰金。業としての場合は5年以下の懲役または500万円以下の罰金)。
引用:厚生労働省
HHCPMのレビュー・口コミ
実際にHHCPMを使用したユーザーのレビュー・口コミを、SNS上で調査しました。
体感はなかったものの音楽の聴こえ方に変化あり
HHCPMレビュ。
作った人すらどうなるかわからない品物。慣れすぎてるせいか、なんの体感もねえなぁ
と思ってたけど。音楽聴いたら
ものすんごいワードがちゃんと聞き取れるし
音程も正常で
テンポも、あれ?0.75倍速?ってぐらい
すんごいゆっくり??あれ?何考えてたんだっけ?…
— 闇病(くらやみ) (@432sy) February 14, 2024
耐性がなければCBP・THCB程度の体感
【HHCPM】体感
60%を3.8Vくらいで8秒2パフ
麻抜きしてなかったので体感弱めだったが、10分強で軽く体感あり。
麻抜きしたらCBP〜THCBの中間くらいはあるかも?— Kush・李 (@xxx_unko) February 1, 2024
CBPとの相性が良かった
HHCPMとCBP、正直どれほどの高濃度を合わせて使ってもかつてのTH◯HやHH◯Pの「ブリってる」感には至りませんが、結構近いところまで行けるかも…。
それでもBADとは無縁のナチュラル感、そして最大の恩恵はマンチ。
CBP単体でも結構ありますが、カクテルするとさらに増強される感がある。#CBP #HHCPM— BAW cannabis (@BawCannabis) February 12, 2024
少量だと効果がなかった
hhcpm初体験してんだけど、びびってめっちゃ少量スタートにしてるからかぜんぜんこねーーい
— ブリとにー (@brin_nn) March 8, 2024
サイコアクティブ系の中なら最も好き
HHCPMがやっぱ今んとこ1番良い
安価で出回ればサイコはこれでいいや
あとは🍋👴🏻とエクストラありゃいい😉
— 聖㌠まっちゃか女子 【中の人】 (@m_honkidasu) February 12, 2024
まとめ:HHCPMの使用・購入は自己責任で
本記事ではHHCPMの特徴や効果、効き方、安全性についてご紹介しました。
HHCPMはHHCPをメチルエーテル化することで生まれる合成カンナビノイドで、強力な精神活性作用を持ちます。しかし、まだ発見されて間もなく研究段階であるため、効果や副作用については未知数なことが多いのが現状です。
HHCPMは今後規制される可能性が高く、安全性も保証されていないカンナビノイドであるため、リキッド等を購入する際は充分に注意が必要です。使用するのは自己責任で、体調に異変が現れた場合は速やかに使用を中断し、医療機関へ相談するようにしましょう。