キマる?違法?カンナビノイドHHCPの効果・特徴をわかりやすく解説

「HHCPってどんなカンナビノイド?」「THCPはヤバいって本当?」

低濃度でも強力に作用すると評判のHHCP。その体感の強さから規制間近とも言われていますが、一体どのような効果や特徴を持っているのか気になっている方も多いのでは?

本記事では、話題のカンナビノイドHHCPの効果や特徴を、わかりやすく解説します。ブリブリやマンチへの入り方といった体感の特徴をはじめ、違法性や危険性などについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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カンナビノイドHHCPとは?

HHCPは正式名称Hexahydrocannabiphorol(ヘキサヒドロカンナビホロール)です。低濃度でも非常に強力な効果が期待できると言われていますが、一体どのような特徴を持っているのでしょうか?

まずはHHCPの特徴を抑えておきましょう。

HHCPはTHCPの水素化で生まれるカンナビノイド

HHCPは大麻草に微量に含まれるレアカンナビノイドの一種です。

HHCPは科学合成でも生成することが可能で、同じくレアカンナビノイドであるTHCP(テトラヒドロカンナビホロール)を水素化することで、HHCPは生成されます。このような自然界にも存在し、化学合成でも生成されるカンナビノイドを半合成カンナビノイドといいます。

比較的新しいカンナビノイドであるためまだ充分な研究が進んでおらず、今後まだまだ注目が集まっていくことが想定されます。

HHCPは強力な向精神作用を持つ

HHCPが注目を集めている理由の一つとして、強力な精神作用を持っている点が挙げられるでしょう。その強さは、既に指定薬物として規制されているHHC(ヘキサヒドロカンナビノール)の3倍とも言われています。

向精神作用を持つ”サイコアクティブ系カンナビノイド”は他にも数種類ありますが、HHCPの取り扱いについてはより慎重になる必要があるでしょう。

【重要】HHCPは2024年1月6日から違法

2023年12月27日、厚生労働省はHHCPを含むカンナビノイド4種を、指定薬物として規制することを発表しました。2024年1月6日以降はHHCPの所持・使用等は違法となりますので、注意しましょう。

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HHCPの効果・体感

新しいカンナビノイドとなると、気になるのはHHCPがどのような効果・体感を持っているのかですよね。しかし、HHCPはまだ充分な研究が進んでいないため、科学的なエビデンスは明らかになっていませんが、一般的に以下のような効果があるとされています。

HHCPの代表的な効果
  1. 多幸感
  2. ストレスの軽減、リラックス効果
  3. 食欲増進作用(マンチ)
  4. 鎮痛効果
  5. 抗炎症作用

ずっしりくるような重い体感

HHCPの体感の大きな特徴として、ずっしりとした重い体感があります。ヘッドハイ・ボディハイともに重厚な体感があり、他のカンナビノイドと比較してピーク到達が遅いのも特徴的です。

少量の摂取でもブリブリになったり、マンチ状態に入ることが多いため、HHCPの摂取量には充分に注意するようにしましょう。

効果の持続時間が長い

もうひとつのHHCPの体感の特徴として、効果の持続時間が長くなかなか抜けないという点が挙げられます。持続時間はHHCPの摂取量や摂取方法によって異なりますが、少量でも3〜4時間持続したという声も上がっています。

夜にHHCPを摂取して翌日まで抜けきらないこともあり、次の日の予定を確認しながら使用することが大切です。

体に悪い?HHCPの安全性について

前述の通り、HHCPは非常に強力な向精神作用を持つカンナビノイドです。それだけ強力な効果・体感を持つとなると、危険性や副作用が気になるところですよね。

HHCPを摂取することでどのようなリスクが考えられるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

HHCPの摂取で考えられる副作用

HHCPの研究はまだ充分に進んでいませんが、副作用として以下のようなものが報告されています。

HHCPの副作用
  • めまい
  • 動悸
  • 口渇
  • 目の乾き
  • 倦怠感

また、電子タバコ(Vape)リキッドタイプのHHCPを吸引したユーザーからは、キック感(喉への刺激)に伴う喉の痛みが現れたといった声も上がっています。

しかし、これらの副作用は個人の体質や摂取量、摂取方法によっても異なりますので、HHCPを摂取すると必ず現れるというわけではありません。

HHCPがなかなか体から抜けないことも

HHCPの特性のひとつである、体感の持続力の長さ。その持続力の長さから、摂取翌日まで身体からHHCPが抜けなく、次の日に倦怠感が残ることも報告されています。

もしHHCPが抜けない時は、水分をしっかり採って充分な休息を取るようにしましょう。注意力が散漫になっている可能性も高いため、自動車の運転等は避けることが大切です。

また、HHCPの過剰摂取によってバッドトリップに入っている時は、CBDを摂取することも有効です。

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HHCPを使用したユーザーの口コミ・レビュー

実際にHHCPを摂取したユーザーの口コミ・レビューをSNS上で調査しました。

音楽との相性が良く、皮膚の痒みにも作用した

低濃度でもブリブリに

抜けが遅く、翌日に倦怠感があった

強力な体感が長く続く

翌日に瞑想すると相性が良かった

カンナビノイドHHCPのまとめ

今回は話題のサイコアクティブ系カンナビノイド、HHCPの効果や特徴についてわかりやすくご紹介しました。

HHCPはまだ発見されたばかりのため充分な研究が進んでいませんが、非常に強力な向精神作用を持つと言われています。少量でもブリブリ・マンチに入ることが報告されていて、その分身体への負担も大きいため、HHCPを摂取する際は充分な注意が必要です。

HHCPは今後、指定薬物として規制される可能性もあるため、使用する際は最新の情報をしっかりキャッチするようにしましょう。

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著者

2019年〜CBD系のカンナビノイド製品制作を開始。オレゴン州で製品の販売や原材料の輸入・輸出事業を経て、カンナビノイド業界に携わる企業の経営サポート・コンサルティングに携わる。