やめたほうがいい?ヤバい?CBDの危険性・副作用について解説

リラックス効果や不眠の改善に効果が期待されるCBD。
しかし、一部では「CBDはヤバい」「やめたほうがいい」という声も上がっていて、危険性があるのか疑問に思っている方も多いでしょう。

本記事ではCBDの効果や特徴、安全性について解説しています。オイルやリキッドなど、CBD製品が気になっていた方はぜひ参考にしてくださいね。

CBDのメリット・デメリットを知って、快適なカンナビノイドライフを送りましょう。

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CBDとは?

CBDは『CannaBiDiol(カンナビジオール)』の略で、大麻草に含まれる天然成分の一種です。この大麻草から抽出される成分のことを、カンナビノイドと言います。

まずはCBDの効果・メリットについて知っておきましょう。

CBDの代表的な効果・メリット

  • リラックス・ストレス緩和効果
  • 睡眠の質の向上
  • 鎮痛・鎮静作用
  • 抗炎症作用

CBDの主な効果は上記の通りで、近年ではオイルやワックス、電子タバコ、エディブル(食べ物)、化粧品など様々な商品が展開されています。

また、医療分野でも癌やてんかんの治療などにも効果が期待されているほか、スポーツ分野ではアスリートのコンディショニングなどにも研究されているのです。

やめたほうがいい?CBDの危険性

先述の通り多種多様なメリットがもたらされるCBDですが、危険性はあるのでしょうか?違法性や副作用についても見ていきましょう。

CBDはWHOにも安全性が認められている

結論から言いますと、CBDは非常に安全性の高い成分です。WHO(世界保健機関)もCBDの安全性は認めていて、心配する必要はありません。

ただし、特定の医療状態や薬との相互作用によるリスクも指摘されていますので、疾患やアレルギーなど既存の医療状態がある場合は、医師と相談することが大切です。

CBDは日本国内で合法に使用できる

2023年時点で、CBDは日本国内で合法的に使用することができます。ただし、諸外国の中にはCBDを違法成分として規制している国も存在します。

日本国内で販売されているCBD製品は、違法成分が検出されていないことを厚生労働省等が認可しているものが大半ですので、違法ではなく合法的に使用・販売することが許可されているのです。

CBDの一般的な副作用

CBDは基本的には安全性の高い成分ですが、副作用も存在します。

CBD使用による主な副作用は、口の乾燥、低血圧、眠気などが報告されています。大量摂取による重篤な健康リスクは確認されていませんが、CBDは近年研究が進んでいる成分のため長期使用による影響はまだ明らかではありません。

「CBDはヤバい」と言われる理由

安全性が高く、日本国内で規制もされていないCBDですが、一部では「ヤバい」と言われているのもまた事実です。その理由について、詳しく見ていきましょう。

不十分な規制と品質管理

市場に出回っているCBD製品の品質にはバラつきがあり、中には違法成分や残留物が入っている可能性も否めません。近年ではSNSを通じて購入したCBD製品に違法成分が含まれていて、販売者と共に購入者も逮捕されるという事例もあります。

そのため、CBD製品を購入する際は信頼できるショップ・ブランドを見つけて、安全な製品を選ぶことが大切です。

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ネガティブな報道とその影響

メディアによる過度な報道や、不正確な情報が拡散されることで、CBDに対する不信や偏見が広まる場合があります。

日本国内ではまだ『大麻から抽出される成分=違法』というイメージがあるのも事実です。メディアやSNSからネガティブな情報が拡散され、一部では「CBDはやめたほうがいい」という声が上がりました。

CBDの摂取はやめた方がいい人も

基本的には安全性の高いCBDですが、中にはCBDの摂取はやめておいた方がいい方も存在します。次のような方はCBDの摂取は控えるようにしましょう。

車・バイクの運転前

CBDによるリラックス効果により眠くなる可能性があるため、車やバイクの運転前の使用はやめたほうがいいでしょう。同様に機械操作なども控えるのがおすすめです。

CBDの効果には個人差があるため全ての人が眠くなってしまうわけではありませんが、注意は必要です。

妊娠・授乳中の女性

CBDの安全性についての研究はまだ不十分であり、妊娠・授乳中の女性が使用することは推奨されません。CBDは乳児のてんかん治療等に用いられることもありますが、専門知識がない方が使用するには慎重になった方が良いでしょう。

特定の疾患や状態を持つ人々

肝臓疾患、低血圧、薬物アレルギーなど、特定の疾患や状態を持つ人々はCBD使用によるリスクが高まる可能性があります。

他の薬との相互作用

特に抗凝固薬や抗てんかん薬といった一部の薬物とCBDは相互作用を起こす可能性があり、注意が必要です。

CBDの危険性・安全性についてのまとめ

今回はCBDの効果や特徴、安全性についてご紹介しました。CBDは基本的には安全性が高い成分で、日本国内で規制されておらず合法的に使用することができます。

ただし、車やバイクの運転前や妊娠中の女性、特定の疾患を持つ方など、CBDの摂取はやめたほうがいいケースも存在しますので充分に注意することが大切です。

CBDは正しく使用すれば様々なメリットを得られる成分ですので、ぜひライフスタイルに役立ててくださいね。

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著者

2019年〜CBD系のカンナビノイド製品制作を開始。オレゴン州で製品の販売や原材料の輸入・輸出事業を経て、カンナビノイド業界に携わる企業の経営サポート・コンサルティングに携わる。