不眠の改善効果などで注目が集まっているカンナビノイド『CBN』
気になっているものの、CBNがどのような成分でどのような効果を持つのか、詳しくわからない方も多いでしょう。
本記事ではカンナビノイドCBNについて、特徴や効果をわかりやすく解説しています。実際にCBNリキッドやハーブ、ジョイントを使用したユーザーの口コミをはじめ、CBDとの違いも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
CBNへの理解を深めて、よりご自身のライフスタイルを豊かにしましょう。
CBNとは?
CBN(カンナビノール)は、大麻植物に100種類以上存在するカンナビノイドの中の1つです。大麻植物から抽出できる量はわずか1%と少なく、その希少性の高さからレアカンナビノイドの1つとしても数えられます。
大麻に含まれるTHC(テトラヒドロカンナビノール)が酸化すると、副産物としてCBNが生成されます。花や葉、茎などから抽出され、さまざまな健康効果が期待されているのです。
CBNは違法ではなく合法
2024年9月時点でCBNは日本国内で違法ではありません。リキッドやハーブ、オイルなどのCBN製品も合法的に所持・使用することができます。
しかし、CBNは違法成分のTHCを酸化させて生成される物質ですので、今後指定薬物として規制対象となる可能性もゼロとは言えないでしょう。
そのため、CBN製品を購入する際は信頼できるショップを選ぶことが大切です。
CBNの効果について
CBNの代表的な効果として、強力な睡眠補助作用・鎮静作用が挙げられるでしょう。数あるカンナビノイドの中でも不眠症への効果が顕著で、”睡眠カンナビノイド”と呼ばれることもあります。
その他のCBNの主な効果は以下の通りです。
- 睡眠補助
- 鎮静作用
- リラックス作用
- 鎮痛作用
- 抗菌作用
- 抗炎症作用
さらに、CBNはカンナビノイドの中でも最もテルペン(香り成分)との相性が良いと言われていて、高いアントラージュ効果(相乗効果)を期待することができます。
CBNはキマる?ハイになる?
CBNにはTHCの10分の1程度の向精神作用があり、過剰摂取してしまうと酩酊・ハイになるいわゆる「キマる」状態になる可能性があります。そのため、CBNリキッドやハーブを使用する際は用法用量を守るようにしましょう。
もしCBN製品を使用している間に気分が悪くなったり、体調に異変が見られた場合は速やかに医療機関に相談するのがおすすめです。
CBNの効果の持続時間
CBNの効果の持続時間は摂取量や摂取方法、その人の体質などによって変動するため一概には言えません。ここでは中濃度(20〜30%)のリキッド・オイルを使用した場合の一般的な目安をご紹介します。
CBNリキッドを吸引した場合の持続時間
CBNをリキッドで肺から直接血液に摂取した場合、約5〜10分程度で徐々に効果が現れ始めます。そして、30分〜1時間ほどかけてピークを迎え、2〜3時間ほど効果が持続すると言われています。
そのため、即効性を重視する方はCBNリキッドを使用するのがおすすめです。
CBNオイルで舌下摂取した場合の持続時間
CBNオイルを舌下摂取(舌の下へ滴下)して粘膜から摂取した場合、約30分〜1時間ほどかけて徐々に効果が現れ始めます。そして、2時間ほどかけてピークに到達し、4〜6時間ほど効果が持続すると言われています。
そのため、CBNの効果をなるべく長く体感したい方にはCBDオイルがおすすめです。
CBNの副作用
CBN自体に中毒性はありませんが、いくつかの副作用が出る可能性もあります。副作用は体質やCBNの摂取量によって出る可能性がありますので、接種する際は注意しましょう。
- 口の乾き
- ドライアイ
- 眠気
- 食欲の変化
- 下痢
CBNとCBDの違いは?
CBD(カンナビジオール)と言えば、日本でも知名度が高いカンナビノイドですよね。CBNと名前が似ていてどちらも中毒性を持ちませんが、その違いは主に化学構造・効果・希少性にあります。
CBDとCBNの違い早見表
CBN | CBD | |
希少性 | ◎ | △ |
中毒性 | ✕ | ✕ |
睡眠補助 | ◎ | ◯ |
鎮痛作用 | ◎ | ◯ |
鎮静作用 | ◎ | ◯ |
CBDとCBNの化学構造の違い
CBDの化学構造は21炭素、30水素、および2酸素原子からなる複雑な構造を持っています。主要な構成要素はピペリジンリング構造、ベンゼン環、アルキル側鎖です。
CBDはTHCとは異なり、麻から得られる大麻草の種類によって異なる比率で含まれています。CBDは大麻の植物の中で最も豊富なカンナビノイドの1つとされています。
一方、CBNの化学構造はTHCの酸化物であり、THCが時間と共に酸化してCBNへと変化する過程で生じます。CBNは、ピペリジンリング構造とベンゼン環を持つ化合物であり、THCの構造から派生しています。
CBNは大麻が酸化する際に生成され、大麻植物の成熟や保存の過程でより多くのCBNが生成されるとされています。
CBDとCBNの効果の違い
一般的にCBDは抗不安・鎮痛・抗炎症を目的として使用されます。2017年にマウスを被検体として実施されたCBDとCBNの抗炎症効果の実験では、CBDの方がCBNよりも強力であるという結果が出ました。
一方、CBNは一般的に睡眠・鎮静を目的として使用されます。2016年のマウスを被験体とした睡眠効果の実験では、CBNの方がCBDよりも強力であるという結果が出ました。
CBDとCBNの希少性の違い
先述の通り、CBDは大麻草に含まれるカンナビノイドの中で最も多く含まれる成分です。それに対してCBNは大麻草から約1%しか抽出されない希少性を持ちます。
そのため、一般的には市場に出ているリキッドやオイル、ハーブなどの製品でもCBNの方がCBDと比べて割高の価格設定となっていることが多いです。
CBNの口コミ・レビュー
実際にCBNを使用したユーザーの口コミ・レビューをSNS上で調査しました。
エビデンスが豊富で安心できる
CBNはCBNで悪くないな。朝からでも数パフ程度なら良い感じにほぐれて調子良いし、体調や条件次第じゃちゃんとまあまあな体感もあるわ。何より安全性や健康への作用とかの情報も比較的あるし。
— セミ (@uobukin) April 5, 2022
毎日の睡眠にCBNオイルを使用
おはようございます。今日の睡眠です。昼間の蒸し暑さの消耗とか就寝時の室内温度の管理とか難しい季節ですね。昨日は寝返りが多かったみたい。CBNオイルを50mg摂取で就寝。もう少し多く摂っても良かったな pic.twitter.com/QSBc5f1S8b
— スマライ@smart life365 (@smartlife3651) June 29, 2023
眠りの浅さがCBNで改善
おはようございます
昨日、CBNが規制されるという情報(実際は、デマとのこと)が、チラリと入ってきて、マジで悲しくなった。デマで良かった。私は、寝つきが本当に悪く尚且つ、HSPのため考え事があるとより眠りが悪い。ずっとCBNに助けてもらった。そしてこれからもお世話になるよ!
素敵な一日を🫶— ゆみ @【公式】next CBD (@next_cbd_) April 25, 2023
CBNリキッドで悪夢を見なくなった
cbdはもしかしたら効果あるかもしれません。グミとかは始めやすいです。自分はCBNのリキッドで悪夢見なくなりました。
— ぶるーの (@bullnakan) September 12, 2023
CBNリキッドやハーブはどこで買える?
CBNが気になっているものの、どこでリキッドやハーブ、ジョイントなどを購入できるのかわからず困っている方も多いと思います。CBNを購入できる代表的なショップをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
カンナビノイド専門店
カンナビノイド専門店では、CBNだけでなくCBDやCBGなども豊富に取り扱っています。リキッドやオイル、ハーブ、ジョイントなどもラインナップされていることが多く、ライフスタイルに合ったCBN製品が見つかりやすいでしょう。
CBDショップ
CBDショップと言っても、CBDだけを扱っているわけではなく、CBN等のカンナビノイド製品も取り揃えていることが多いです。お近くのCBDショップを覗いてみるのも一手です。
ドン・キホーテ
ドン・キホーテでもCBNリキッドやエディブルを取り扱っている場合があります。ただし、店舗によってはカンナビノイド製品自体を取り扱っていない場合もありますので、注意が必要です。
カンナビノイドCBNについてのまとめ
今回は、カンナビノイドCBNの効果や特徴についてご紹介しました。
CBNは大麻草から僅かしか抽出されないレアカンナビノイドの一種で、特に睡眠・鎮静効果が強いのが特徴です。CBDとの大きな違いも希少性・効果の面で、特に不眠症でお悩みの方におすすめします。
口コミや評判、CBN製品を買えるショップも合わせてご紹介しましたので、ぜひ参考にしてくださいね。