カンナビノイドCBDVとは?効果や規制状況、CBDとの違いも解説

本記事では、カンナビノイドCBDVの効果や特徴、規制状況等をわかりやすく解説しています。CBDVがどのような効果を持つ成分で、危険性や副作用があるのか気になっていた方はぜひ参考にしてください。

また、CBDVと似た性質を持つカンナビノイドであるCBDとの違いなども紹介しています。CBDVについてより理解を深めて、より良いカンナビノイドライフを送りましょう。

Contents

カンナビノイドCBDVとは?

CBDVとはどのようなカンナビノイドなのでしょうか?まずは特徴についてしっかり抑えておきましょう。

CBDVは希少性の高いレアカンナビノイドの1種

CBDVは、成熟した大麻の葉等から抽出される”カンナビノイド”と呼ばれる成分のひとつで、正式名称はCannabidivarin(カンナビジバリン)です。大麻から抽出できる量はわずか1%未満と少なく、その希少性の高さから”レアカンナビノイド”の1種としても知られます。

CBDVの化学構造は、3つの炭素原子を持つことが特徴的です。炭素数は体内のカンナビノイド受容体に対する結合親和性に影響を与え、CBDVはCB1やCB2受容体に対する結合親和性は低いものの、TRP受容体に対しては高い親和性を持ちます。

CBDVは精神活性作用を持たない

CBDVは精神活性作用を持たないカンナビノイドです。そのため、摂取しても”ブリブリになる”ことや”キマる”ことはありません。CBDVはレクリエーション目的で脚光を浴びることは少なく、ウェルネスや医療等の用途で注目されているカンナビノイドです。

CBDVの規制状況について

2024年6月時点で、CBDVは日本国内で規制されていません。国内でCBDVを合法的に所持・使用・販売することができます。

CBDVは向精神作用を持たないカンナビノイドのため、その他の向精神作用を持つカンナビノイドと比較すると今後規制される可能性も低いでしょう。

ただし、カンナビノイドの違法性は国によって異なりますので、海外へCBDVを含む製品等を持っていく際は事前にしっかり確認することが大切です。

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CBDVの効果・実用性

CBDVは痛みや不安の軽減、抗酸化作用などCBDと似た効果を持つことが報告されています。その中でも、特筆すべきCBDVの効果は以下の通りです。

主なCBDVの効果
  1. 抗けいれん効果
  2. 抗炎症効果
  3. 吐き気の緩和効果
  4. 神経保護効果

これらの効果を持つことから、CBDVは自閉症スペクトラムや難治性てんかん、筋ジストロフィー等の治療に有効である可能性が高く、医療面での活躍が期待されています。医学的エビデンスが確認されている効果について、詳しく見ていきましょう。

自閉症スペクトラムの症状緩和

2019年に行われた研究では、CBDVが自閉症スペクトラム障害(ASD)の症状緩和に効果があるという結果が発表されています。CBDVが脳の主要な興奮性代謝物であるグルタミン酸レベルに影響を与え、ASD患者の急性不安を軽減したことが報告されました。

抗けいれん効果

2012年に行われた動物実験で、CBDVがマウスに対して抗けいれん効果を発揮したことが報告されています。さらに、GW Pharmaceuticals社がCBDVを使用した抗てんかん薬を開発するなど、てんかんの発作治療にも有用性が期待されています。

吐き気の緩和効果

2013年に行われた動物実験では、CBDVとTHCVがラットの吐き気症状を抑制したことが報告されています。現時点で人間の吐き気に対してCBDVが有効であるかは定かではありませんが、今後の臨床試験に期待が高まっています。

CBDVその他の効果

CBDVの効果はまだ解明されていない部分が多く、現在も研究が進められています。近年では神経保護作用が注目されていて、脳卒中後の神経症状やアルツハイマー、パーキンソン病などの治療にも応用される可能性があるでしょう。

CBDVは危険?副作用がある?

現時点では、CBDVの重大な危険性や副作用は報告されていません。

しかし、CBDVに限らずカンナビノイドの過剰摂取には頭痛や倦怠感などの症状が現れる可能性がありますので、CBDVの摂取量には充分に注意する必要があります。もしもCBDVを摂取して気分が悪くなるなどの症状が現れた場合は、すみやかに医師に相談するようにしましょう。

CBDVとCBDの違いについて

CBDVとよく似た性質を持つカンナビノイドとして、CBD(カンナビジオール)があります。名前が似ていることもあり、CBDVとCBDの違いが気になっている方も多いでしょう。

CBDとCBDVの主な違いを以下にまとめましたので、気になる方は参考にしてください。

CBDV CBD
大麻からの抽出量 1%未満 20〜30%
炭素数 3つ 5つ
コスト 高価 比較的安価
主な用途 医療用途 ウェルネス用途
ECSへの効力 弱い 強い

話題のカンナビノイドCBDVまとめ

本記事では、話題のカンナビノイドCBDVについてわかりやすく解説しました。

CBDV(カンナビジバリン)は、大麻から1%未満しか抽出されない希少性の高いレアカンナビノイドです。抗けいれん効果や抗炎症効果を持ち、自閉症スペクトラムや難治性てんかん等の治療に有用性が期待されています。現時点では日本国内で規制されておらず、合法的に所持・使用することが可能です。

CBDVの効果や規制の有無が気になっていた方は、ぜひ本記事を役立ててくださいね。

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著者

2019年〜CBD系のカンナビノイド製品制作を開始。オレゴン州で製品の販売や原材料の輸入・輸出事業を経て、カンナビノイド業界に携わる企業の経営サポート・コンサルティングに携わる。