2024年5月1日、厚生労働省はHHCPOを含む計15種類のカンナビノイドを新たに指定薬物に加え、規制する省令を公布しました。
この省令は数日間の猶予期間が設けられ、翌年2024年5月11日以降は医療等の用途以外の目的での製造、輸入、販売、所持、使用等は違法となります。また、政府は今回規制対象となる成分の輸入も厳正に対策する方針です。
2024年5月11日〜15種類のカンナビノイドが違法に
2024年5月11日以降、以下15種類のカンナビノイドが新たに指定薬物として規制対象となります。
- HHCPO
- HHCVO
- HHCBO
- HHCHO
- HHCJDO
- Δ8 THCVO
- Δ8 THCBO
- Δ8 THCHO
- Δ8 THCPO
- Δ8 THCJDO
- Δ9 THCVO
- Δ9 THCBO
- Δ9 THCHO
- Δ9 THCPO
- Δ9 THCJDO
2023年に健康被害が相次いだ「大麻グミ」問題以降、精神活性作用を持つカンナビノイドの規制が強化されています。さらに、2024年6月から施行される大麻使用罪に向けて、合成カンナビノイドは今後さらに厳正に取り締まられる可能性が高いでしょう。
厚生労働省:報道発表資料
違法なカンナビノイド製品を使用・所持するとどんな罰則がある?
2024年5月11日以降にHHCPO・HHCVO・HHCBO・HHCHO・HHCJDO・Δ8 THCVO・Δ8 THCBO・Δ8 THCHO・Δ8 THCPO・Δ8 THCJDO・Δ9 THCVO・Δ9 THCBO・Δ9 THCHO・Δ9 THCPO・Δ9 THCJDOを使用等した場合、3年以下の懲役や300万円以下の罰金などが科されることとなります。
厚生労働大臣は、中枢神経系への作用を有する蓋然性が高く、人の身体に使用された場合に保健衛生上の危害が発生するおそれのある物を「指定薬物」として指定する(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第2条第15項)。指定薬物は、製造、輸入、販売、所持、使用等が禁止されている(罰則:3年以下の懲役または300万円以下の罰金。業としての場合は5年以下の懲役または500万円以下の罰金)。
もしもまだ規制対象のカンナビノイドを含むリキッドやオイル等が自宅にある、在庫を持っている場合は速やかに処分するようにしましょう。
規制発表時の人々の反応
どうやらHHCPOとかも規制されちゃう系?6月からの使用罪に向けての取り締まり強化の為だろうな
国が医療として認めてるCBNでも体内の代謝によって偽陽性出てしまうけどそれって間接的に認めてるよね?
もう全部認めちゃえよ🤣アホらしいw
増税とかもそうだけど仕事してるフリは辞めろ!— 蘭くん (@vi_zo6) April 30, 2024
1D-LSDとTHCPO,HHCPOが規制か。
まあ、ロングフライト系はニートや暇な学生じゃないと日常生活送れなくなるし、十分長持ちしたからあんま困る人おらんやろ。— 写狂人卍 (@photo_tinpo) May 1, 2024
THCHO/THCPO/HHCPOが規制確定な時点でジャンキーは詰み
強体感の時代はあと10日で終わりかー
耐性MAXで離脱耐えるか、耐性のせいで、どーせ全然効かなくてパフ数だけやばくなる、ナチュラル体感?(弱いだけでしょ)を買うのかは
しーらない🤘
— ももぴよ(☀️✳︎ (@mirokubosatsuno) May 1, 2024
HHCPOも規制に。。。残念。やはりCBPメインになるのかしら。
— あず郎🥦 (@buraian1151764) May 1, 2024
指定薬物、O系全部と1D1T辺りが逝ったのか?
残念ながら当然— 社長 (@narikin321) April 30, 2024
違法成分含有製品は破棄しておこう
今回新たに規制が発表されたのは以下のカンナビノイドです。
- HHCPO
- HHCVO
- HHCBO
- HHCHO
- HHCJDO
- Δ8 THCVO
- Δ8 THCBO
- Δ8 THCHO
- Δ8 THCPO
- Δ8 THCJDO
- Δ9 THCVO
- Δ9 THCBO
- Δ9 THCHO
- Δ9 THCPO
- Δ9 THCJDO
中には強力な精神活性作用を持つことから、以前から規制間近と噂されていたものもありました。精神活性作用を持つ”サイコアクティブ系カンナビノイド”は今後さらに厳しく取り締まられる可能性が高いでしょう。
規制対象のカンナビノイドを含む製品は、使用はもちろん所持市ているだけでも罰則の対象となります。もしお手元に規制対象のカンナビノイドを含むリキッドやオイル、ハーブ、ジョイントなどの製品がある場合は、速やかに処分するようにしましょう。