ブルックリン・ネッツ(NBA)とニューヨーク・リバティ(WNBA)はCBD飲料企業『MYND DRINKS社』と提携し、NBAとWNBAのチームとして初めて、大麻産業とのスポンサー契約を結びました。この歴史的な提携について、以下で詳しく見ていきましょう。
提携の詳細
ブルックリン・ネッツとWNBAのニューヨーク・リバティとの契約の詳細は公開されていませんが、シカゴ・カブスとの提携では、CBD飲料のマーケティングが試合内の看板を通じてプロモートされています。
Mynd Drinks社は、去年、MLBチームであるシカゴ・カブスの公式パートナーになった際も話題を集めました。NBAが大麻を禁止薬物リストから削除し、選手に大麻企業への投資やプロモーションを許可した数ヶ月後、最初のチームがMynd Drinks社とマルチイヤー契約を結んで、公式のウェルネスおよびリカバリードリンクのパートナーにしました。
大麻とCBDの普及
これらの取引は、2018年の農業法によってヘンプとCBDが連邦で合法化されて以来、大麻とCBDの普及の最新の例の一部です。プロスポーツ組織が企業とのパートナーシップや選手の大麻政策の見直しを通じて、この普及に貢献しています。
その他のプロスポーツ組織の取り組み
MLB、NFL、UFC、NCAAなど、他のプロスポーツ組織も大麻とCBDに関する取り組みを行っています。例えば、MLBではシカゴ・カブスがPure Spectrum CBDと提携し、NFLではCBDを痛み管理や脳保護に使用する臨床試験が行われています。
WADAへの批判
一方で、WADAには大麻の使用に関する持続的な批判もあります。特に、米国の陸上選手であるシャキャリ・リチャードソンが2021年にTHCの陽性テストのためにオリンピックの出場停止処分を受けた後、その批判は高まっています。
まとめ
ブルックリン・ネッツとニューヨーク・リバティのCBD飲料会社との提携は、大麻産業とスポーツ界の関係に新たな地平を開くものとなりました。今後も大麻とCBDに関するプロスポーツ界の動向に注目が集まります。