日本国内で「医療用大麻」が解禁?使用・栽培に関する法改正案を検討

日本政府は大麻を原料とした医薬品を国内で使用できるようにするため、法改正案の検討を進めていることを発表しました。現時点では研究目的としてのみ認可されている大麻の栽培を、今後は医療・産業目的でも認める方針です。

海外諸国では医療用大麻が承認されていて、難治性てんかんの治療や鎮痛目的で使用されていました。しかし、日本国内では大麻取締法で規制されているため、医療関係者から解禁を求める声が出ていたことが背景にあります。

しかし、医療目的での大麻使用の認可を検討する一方で、大麻の乱用を規制する「使用罪」を新設することを盛り込んだ、法律の改正案を次の国会で提出する方向で調整が進められています。

日本国内で嗜好用大麻が解禁され、合法的なビジネスとなるにはまだまだ課題が残りますが、今回の医療大麻解禁に向けての調整はその大きな一歩になるかもしれません。

Please Share !!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

著者

2019年〜CBD系のカンナビノイド製品制作を開始。オレゴン州で製品の販売や原材料の輸入・輸出事業を経て、カンナビノイド業界に携わる企業の経営サポート・コンサルティングに携わる。