「THC入りのCBDリキッドって売ってるの?」「CBDリキッドにTHCが混入している可能性は?」
リラックス効果が評判のCBDリキッド。より高い効果を求めてTHCなどの成分が入っているCBDリキッドが販売されているか気になっている方もいらっしゃると思います。
本記事では、THC入りのCBDリキッドが売っている可能性、混入している可能性についてまとめました。CBDとTHCの違いについても紹介していますので、気になっている方はぜひお役立てください。
そもそもCBD・THCとは?
まずはCBDとTHCについておさらいしておきましょう。
CBDとは?
CBDは大麻草に含まれるカンナビノイド(天然成分)のひとつで、正式名称はCannabidiol(カンナビジオール)と言います。
CBDを体内に摂取することで、ストレス緩和効果やリラックス効果が期待されます。大麻由来の成分ですが精神活性作用を持たず、日本国内でも電子タバコリキッドやオイル、化粧品、お菓子など様々な商品が販売されているのです。
THCとは?
THCはCBDとよく似た構造・化学式を持つカンナビノイドで、正式名称はTetrahydrocannabinol(テトラヒドロカンナビノール)です。
THCは精神活性作用を持ち、摂取することで気分の高揚感(ハイ)や”ブリブリになる”といった状態になります。そのため、日本国内では指定薬物として規制されています。
CBDとTHCの違い
代表的なCBDとTHCの違いは、以下の通りです。
CBD | THC | |
精神活性作用 | × | ◯ |
中毒性 | × | ◯ |
抽出部位 | 茎・種子 | 花・葉・根等 |
規制 | 合法 | 違法 |
基本的にTHC入りのCBDリキッドは売っていない
2024年9月時点で、THCは日本国内で指定薬物として規制されています。つまり、国内でTHC入りのCBDリキッドは販売されていません。
CBDリキッドに限らず、オイルやワックス、ハーブなどの製品もTHCが含まれていると販売することはできませんので、国内で入手することは困難です。
また、海外でTHC入りのCBDリキッドを購入しても、日本国内へ持ち帰ると違法になりますので注意しましょう。
CBDリキッドにTHCが混入している可能性
先述の通り、THCが含まれているCBDリキッドは基本的には販売されていません。しかし、厳重な検査・試験を行っていない業者から購入すると、THCが混入してしまっている可能性もゼロではないのです。
当然、THCが混入したCBDリキッドを所持していると違法となり、逮捕されてしまいます。もちろん、THCを販売・譲渡することも違法ですので、販売元も罪に問われることとなるのです。
そのため、CBDリキッドなどのヘンプ製品は、怪しい業者から購入しないようにしましょう。
まとめ:THC入りCBDリキッドは違法
本記事では、THC入りのCBDリキッドが売っている可能性、混入している可能性についてまとめました。
原時点で国内ではTHCは違法な成分であるため、THC入りのCBDリキッドは販売されていません。もしも入手できたとしても、国内で所持・使用等すると罪に問われます。
また、THC入りのCBDリキッドを購入してしまわないためにも、ヘンプ製品の購入先は慎重に選ぶことが大切です。